インソール制作- INSOLE -
ドイツ整形靴技術を用いた
様々な足の特徴に合わせた手作りインソール
当店は靴の先進国であるドイツ整形靴知識を用いて 足の負担や痛みをを軽減し、正常な歩行を目指す 中敷きの調整や、加工などを行っています。
そして、私たちが手掛ける中敷き調整技術の究極が このフルオーダー中敷き、アインラーゲンの作成です。
偏平足、開帳足、強剛拇趾、足の左右差、糖尿病、リュウマチ、足底腱膜炎、中足骨骨頭痛、モルトン病、 マメやタコ、ウオの目、腰やひざの痛みを軽減するような加工も可能です。
特徴別オーダー中敷き製作例
反足、外販扁平、扁平足用アインラーゲン
縦アーチが低下した足は内側に倒れやすく、ひざへの負担が掛かりがちです。
土踏まずなどに代表される、足のアーチは体にかかる衝撃を和らげる機能を持っていますが、 扁平足などアーチの低下した足は、衝撃を吸収しきれず、疲れやすい足になります。
アーチの低下は同時に、内側へと倒れ込みやすい足を産みます。 正常な位置を失った、足関節や膝関節へのへの大きな負担となります。
こうした足には低下したアーチを持ち上げるようにして足のアーチを保ってあげることが大切です。 中敷きの内側を個々人の足のアーチにあわせてゆるやかなカーブを描く丘陵のように加工します。
これにより低下したアーチを持ち上げ、倒れ込む足を支えるようにして、ひざや足関節への負担を軽減します。
1歳から16歳までの成長途中の足であればより改善傾向が強く、成長途中のアーチの形成をサポートできます。 ひざ関節への負担を軽減してくれる中敷きです。
開張足や中足骨頭痛、モルトンなどに効果的
低下した横アーチを支え、柔らかいクッション性のある素材で負担を軽減。
足には3つのアーチがあり、カメラの三脚のように足を支え、 同時にバネのように足の負担を大きく軽減しています。
このうち、親指の付け根から小指のつけ根へとかかる横のアーチが低下することを 開張足と呼びます。
開張足状態の脚は全体的にぺったりとした足が印象的で、中足骨骨頭痛や、モルトン病など、大きな痛みを持つ変形や病気の原因になります。
こうした足には、低下している横をアーチを支え、正常な位置を維持した上に、 負担がかかり、痛みがある、歩くたびに痺れるような足の付け根部分へは、柔らかい素材を用いて作り上げることで、足への負担を大きく軽減することができます。
強剛拇趾用
足の親指のつけ根にかかる負担や痛みを軽減することが出来ます。
強剛拇趾や痛風などは、足の親指が曲がらない、もしくは曲がりにくく、歩行時の足の蹴り出しの際に大きな痛みを伴います。 痛風に至っては発作時には足をつくこともできないほどの大きな痛みを生み出します。
こうした痛みを避けようと、足の小指のほうで歩こうとしますが、こうしたことはひざや腰にも大きな影響を与えます。
強剛拇趾用アインラーゲンは中敷きの拇趾が当たる部分に大きく穴を開け、指を中敷きの中にめり込むようにして母趾関節の痛みをやわらげる中敷きです。
中敷きだけでなく、靴自体に調整を施し、底材のローリング加工や、靴のつま先をソールの部分をグラスファイバー等で硬く曲がらないようにすることで、 母子関節の動きを抑え、負担を軽減できます。 外側ウェッジ、内側ウェッジ加工との併用が効果的です。
左右の脚の長さの違う方へ
靴自体を加工して高さを補うだけでなく、中敷きでの調整も可能です。
事故や、股関節の手術、麻痺、発達障害などで 左右の脚の長さが大きく違う場合、靴や、中敷きによる高さの補正をすることができます。
人間は左右非対称の生き物で左右の脚の長さは、多くの方に見受けられます。 ですが、この差が許容範囲を超えて大きい場合、足関節の変形や、ひざ関節、股関節、骨盤の傾斜や脊柱の歪みなど、影響が大きく注意が必要なものです。
ポリオなどの病気で、足関節の可動がない、またはほとんどない状態で、高度な脚差調整が必要な場合は オーダーシューズなどとの併用によるステッペンアインラーゲンが有効です。ステッペンとはドイツ語で階段を意味します。 ただ中敷きを高くするだけだと、滑り台のように足は前へと滑ってしまいます。
靴や中敷きの補高はただ高さを高くするだけでは、改善どころか悪影響を生み出しかねず、 経験と知識と技術があいまってできるとても難しい調整ですが、きちんとした調整ならばその効果は非常に高いものです。
足底腱膜炎、踵骨棘用アインラーゲン
足裏のに焼けつくような痛みを感じるような状態を改善することが可能です。
足裏のやけつくような痛みや朝起きたときの第一歩の痛みが特徴的で、 長時間の立ち仕事や、過度な運動などによっておこる足底腱膜炎や、踵に画びょうがささったような痛みを覚える足底腱膜炎から生じる踵骨棘という骨増殖に対応する中敷きです。
足にあたる部分をソフトに仕上げ、足全体の負担を分散するように調整します。 また、カカトをつくとカカトに画びょうを刺したような痛みを感じる場合、 中敷きの踵に痛みを起こす部分に丸く穴を開け、カカト内側に穴を開け、シリコンなどの柔らかい素材で穴の中をふさぐことで これらの痛みを感じる部分に加工を施すこともできます。
これらの病気には即効性のある治療法はなく、保存的な療法による緩和処置で時間をかけて治療することが多く、 足底腱膜炎や踵骨棘などの状態の改善には、非常に効果的な靴の調整だと言えます。
マメ、タコ、ウオノメ用アインラーゲン
足の負荷を考え、足の状態を軽減するアインラーゲン。
足の指先や、拇趾の付け根などにできた角質を楽する調整を施します。おとりしたフットプリントや、お客様のお話、触診などで、重点がかかる部分にできやすい角質に対し、 部分的に中敷きの素材を変えることで、痛みや、状態を改善することができます。
外側ウェッジ、内側ウェッジ
ひざやこし、の正常な位置を取り戻しましょう。
外反母趾や開張足など、足の骨格が変形し、足の軸がゆがんでしまっている方の多くが、 膝関節痛や腰痛、肩こりなどを訴えます。
外側ウェッジはひざに対して有効で、痛みを抑えます。 これらの症状は足軸のゆがみからきている場合も多く 体の軸を足元から改善する調整を施すことが出来ます。
足が休まるベッド『フットベッド』
ヨーロッパのことわざに「靴とベッドはいいものを」というものがあります。
フカフカなベッドに寝るのは気持ちの良いものです。
人間は人生の多くの時間を寝て過ごします。
体にとっても、心にとっても休息はとても重要なものです。
足は多くの時間を靴を履いて過ごします。
日本文化では家に入るときは靴を脱ぎますが、それでも1日の3分の2は靴を履いています。
そんな足にもフカフカなベッドがあったらいいと思いませんか?
しかし、足のベッドはフカフカしているだけではだめなのです。
足の変形や体重の分散、痛みの緩和など、 お医者さんの様なベッドでなければ安らげないのです。
長年、靴に身をませて生活し、歩行の癖や、骨盤のゆがみ、合わない靴による 足の変形などがうまれることがあります。
偏平足や、外反母趾は足の圧力を一点に集中させうる原因ともなります。
足裏のマメやタコ、魚の目などは、その多くが一部に圧力が集中することから生じています。
こうした状態を、靴と中敷きで補助し、あるいは場合によっては矯正することで 快適な歩行に繋げることができるのです。
1日の大半を預ける靴のベッド。
そして足を預ける中敷きはフカフカな足のベッド。
中敷きは靴の中で足に接する大切な役割を果たしています。
や靴にお悩みをお抱えの際は是非ご相談ください。
靴を扱い続ける私達だからこそできることがあります。