足などのトラブル- TROUBLE -
足などのトラブルに応じた
対処方法を紹介します
痛い!しびれる!疲れやすい!
様々な足の病気や、変形の原因、症状、
靴の対処を紹介しています。
爪のトラブル
爪水虫(爪白癬)つめみずむし(つめはくせん)
爪白癬(爪水虫)は、長期に渡って足白癬(水虫)に感染したことで見られる白癬菌の感染症です。巻き爪まきづめ
巻き爪は、合わない靴や深爪が原因で発生する爪の変形です。人によって様々な形を成します。陥入爪かんにゅうそう
陥入爪は、爪の角がトゲのようになり、爪の下の軟部組織に突き刺さって炎症を起こしている爪の状態です。
指のトラブル
鎚趾・ハンマートゥつちし(ついし)
鎚趾・ハンマートゥは、靴の中で足の指が繰り返し圧迫されることで指が「く」の字に変形し、重度の場合は関節の固定が見られます。多趾症たししょう
多趾症は、先天的に足の指が多い状態で、既成の靴では幅と足の長さが合わないことが多くあります。
足の親指の付け根付近のトラブル
外反母趾がいはんぼし
外反母趾は、最も有名な足の変形です。足の指が指の付け根から小指側へと変形し、親指の付け根が突出して赤く腫れ痛みます。内反母指ないはんぼし
内反母指は、外反母趾とは反対に親指が、外側へと広がってるように「鳥の足のように」変形した状態です。強剛母趾きょうごうぼし
強剛母趾は、男性に多くみられ、歩行時の足の蹴り出しの際に親指の付け根に強い痛みが見られる足の病気です。痛風つうふう
痛風は、高尿酸血症を原因とする発作を伴う病気ですが、その発作の多くは足の親指の付け根に見られます。
親指以外の足の指の付け根のトラブル
開張足かいちょうそく
開張足は、足を支える三本のアーチのうち、横のアーチが崩れた状態です。日本人の足に多くみられ、様々な足の障害の原因になります。内反小趾ないはんしょうし
内反小趾は、小指が指の付け根から親指のほうへと変形します。足先が窮屈な靴を履くことで起きやすく、外反母趾を同時に起こしている場合が良くみられます。中足骨骨頭痛ちゅうそくこつこっとうつう
中足骨骨頭痛は、歩行時に足の付け根の関節が痛みます。開張足などの横アーチの低下がみられる足に良くみられる症状です。モートン病もーとんびょう
モートン病は、足の指の骨の間をとおる神経が圧迫されることによっておこります。
土踏まず周辺のトラブル
足底腱膜炎そくていけんまくえん
足底腱膜炎は、足の裏のやけつくような痛みと、起床時の第一歩の痛みが特徴的で、長時間の立ち仕事や過度な運動をその原因とします。扁平足へんぺいそく
扁平足は、足を支える三つのアーチのうち、一般に土踏まずと呼ばれる縦のアーチの低下がみられる足の状態です。凹足おうそく
凹足は、扁平足とは逆に土踏まずの部分が高く、足裏にタコなどの角質が出来やすい状態の脚です。
踵のトラブル
その他足のトラブル
O脚・X脚おーきゃく・えっくすきゃく
O脚・X脚は、つま先とかかとをそろえて立った時に、太もも、ふくらはぎ、うちくるぶしの4ヶ所が正しく着かなくなった状態の脚です。変形性膝関節症へんけいせいしつかんせつしょう
変形性膝関節症は、老化・O脚・肥満・運動不足が原因で起こるひざの慢性疾患のひとつで、悪化すると大きな痛みを伴うひざの病気です。尖足せんそく
尖足は、その名のが明快に足の状態を表しています。足首の可動域がなく、立ったり歩いたりするときでも踵が床につかない足をさします。踵足しょうそく
踵足は、足のつま先が宙に浮いた状態で、踵だけが接地し、直立と歩行を行う足をさします。アキレス腱周囲炎あきれすけんしゅういえん
アキレス腱周囲炎は、アキレス腱周囲全体に炎症などの痛みがある状態をいい、アキレス腱滑液包炎や、アキレス腱周囲炎などを含みます。ハグルンド病はぐるんどびょう
ハグルンド病は、スポーツなどが原因でアキレス腱の付着部にコブのような骨棘ができ、靴に当たって痛みます。脚長差きゃくちょうさ
脚長差は、様々な原因で起こる左右の脚の長さが違う状態をさします。糖尿病とうにょうびょう
糖尿病は、患者の6人に1人が足になんらかの障害を持っていると言われています。糖尿病の方の足は、より足に合った靴を履くことが大切です。関節リウマチかんせつりうまち
関節リウマチは、足関節への影響も高く、外反母趾やハンマートゥなど様々な足の変形に繋がる病気です。タコたこ
タコ(胼胝)は、過度に荷重がかかったり、靴が合わずにぶつかるような状態で皮膚の角質が増殖することで起こります。魚の目うおのめ
魚の目は、タコとおなじように荷重が強くかかることで起こりますが、タコと違うのは目のような芯があり、その芯に触るとさすような痛みがあるのが特徴的です。多汗症たかんしょう
多汗症は、全身に見られる発汗障害で、足にも見られます。水虫みずむし
水虫は、白癬菌というカビが足に付着し寄生したものです。湿った状態の続く靴を履いていると症状は悪化します。