川崎のオーダーシューズ・健康靴の飯島屋靴店です。外反母趾、偏平足、巻き爪、足のトラブルから修理・調整まで、お気軽にご相談ください。

飯島屋靴店

陥入爪- かんにゅうそう -

陥入爪は、
の角がトゲのようになり、爪の下の軟部組織に突き刺さって炎症を起こしている爪の状態です。

足の親指によくみられる爪の変形です。
幼児から、高齢者まで男女を問わず幅広くみられ、重症になればなるほど痛みは激しく、足をついただけで飛び上がるような痛みを感じることもあります。
深爪をしたあとなどに、伸びてくる爪の角が刃物のように爪の下の軟部組織につきささり炎症を起こした状態です。
足の病気のなかでは多くみられ、10人にひとりはこの陥入爪の状態だと言われます。
巻き爪と混同されがちですが、医学的には明確に区別されています。
陥入爪は爪の角が皮膚に食い込んでいく症状をさし、巻爪は爪が横方向にロールし、巻いていくものをさします。
どちらも爪が変形する点では同じですが、併発している場合が多く、こうしたことがもとで混同されやすようです。

原因足の変形や病気、トラブルの原因は?
「なぜ?」「どうして?」そのようになるのでしょうか?

  • 深爪によるもの、陥入爪は深爪を繰り返すことで症状が悪化します。

  • ハイヒールなどの足の合わない靴、つま先が圧迫されるに窮屈な靴。
    固定できないブカブカの靴

■深爪による陥入爪

陥入爪の主な原因は深爪をすることで発生します。 深爪をすると、それまで指で押さえられていた爪の下の軟部組織が押し上げられ、その部分に爪が刃物のように突き刺さるのです。 陥入爪の初期では、痛みが軽い、痛みがないような状態で、 多くの方は少し肉に食い込んだ爪を、再び、深爪することで対処しようとします。 一時的に痛みや不快感は取り除かれますが、この深爪の繰り返しが状態を悪化させる原因になり、 変形はより強くみられるようになり、次第に悪化します。

■足に合わない靴による陥入爪

次に、足に合わない靴も大きな原因です。 ハイヒールなど、足先が窮屈で、指が強い圧迫をうけ、爪が食い込み陥入爪となる場合。 指と指が強く押し付けられ、隣の指の爪が皮膚にあたって傷がつくことがその原因になる場合もあります。 こうしたことは、窮屈な靴だけでなく、サイズの合わない大きな靴、甲の部分でしっかりと固定できない靴でも見られます。 固定できない大きな靴は歩行時などに、靴の中で足が暴れまわり、爪が繰り返し圧迫を受けることでの発症もあります。

症状どのような特徴や、
どういった症状があらわれるのでしょうか?

  • 爪が肉に皮膚に食い込み、痛みや炎症を起こします。

  • 炎症部分に肉芽組織が発生し、じくじくした液体により靴下がしみるなどします。

  • 痛みから逃れようと指を浮かして歩くと、爪は圧迫を失い巻き爪を併発します。

爪の縁が刃物のように肉に皮膚に食い込み、痛みや炎症、時に出血などを起こします。 炎症を起こしている部分の痛みが非常強く、肉芽(にくげ)と呼ばれる赤い組織が発生し じくじくしとした液体が染み出して、靴下にしみるなどします。 陥入爪はとても痛く、歩行時や、足の指に圧迫を感じるととても痛く。 指を浮かせるようにして歩くようになりますが、実はこうしたことが巻爪を発生させる要因となます。 爪はもともと巻いていくような性質があり、普段足の指を踏ん張る事で圧力が加わることで 平らな状態を維持します。事実、寝たきりなどで、歩けない人の足は巻いていきます。 こうしたことが陥入爪と巻き爪を併発させる最大の原因となります。

靴での対処足のトラブルに、靴ができること、
飯島屋靴店ができるサポートは?

  • 足の計測などで、足の特徴や、状態を把握し、足に正しい靴選びをサポートします。

  • 超剛性ワイヤーによる治療は当店でも可能ですが、
    まず医師による診察をお勧めします。

■陥入爪の治療に関して

陥入爪については、爪の食い込みを解消しない限り、完治はしません。 一昔前は治療が困難なもので、爪の端を切る手術が一般的でしたが、 爪の変形を残しことが多いので、慎重に検討すべきと考えます。 現在は「超弾性ワイヤー」による画期的な治療法が登場しています。 爪にワイヤーを通して、皮膚への食い込みを解消し、根気よく時間をかけて、徐々に正常な爪を取り戻すことが可能です。

■足に合った靴を正しく履きましょう

爪先には指が動かせる適度なゆとりがあり、指先が圧迫される先の細いおしゃれな靴は症状を悪化させます。 私達は足の計測を行い、足に合った靴を提供することが出来ます。足の為には紐靴など、しっかりと足を固定できる靴を お勧めしています。また、紐靴などは結んだままにせずに、靴を履く時は、しっかりと踵で合わせて紐を結び直す事が大切です。 億劫でもこうした日常の積み重ねが足のトラブルを防ぎます。 痛みがあるうちは難しいかもしれませんが、歩行時にはしっかりと膝を伸ばし、かかとから着地し、 つま先でしっかり地面をけるように歩き、適度に足の趾に圧力をかけてあげるとよいでしょう。