川崎のオーダーシューズ・健康靴の飯島屋靴店です。外反母趾、偏平足、巻き爪、足のトラブルから修理・調整まで、お気軽にご相談ください。

飯島屋靴店

扁平足- へんぺいそく -

扁平足は、
足を支える三つのアーチのうち、一般に土踏まずと呼ばれる縦のアーチの低下がみられる足の状態です。

扁平足とは縦のアーチ構造の低い足のことをいうが、一般に扁平足といわれているものは「外反足」、「外反扁平足」、「扁平足」の三つを含んでいます。

現代人は長時間の靴の着用、そして交通機関の発達で足を使う、足の指をつかって歩くことが少なくなり、多くの人が偏平足になっている現状があります。

扁平足は先天性といえるものは非常に少なく、ほとんどが後天的な、原因が特定できない扁平足である。
静学的な偏平足とは、足のアーチ構造を保持する筋と靭帯が足にかかる荷重に耐えられないため、足の扁平足や疼痛などの症状を起こすものである。
病因のはっきりしたものとしては、骨折、関節炎、筋腱損傷、麻痺などによる偏平足がある。

原因足の変形や病気、トラブルの原因は?
「なぜ?」「どうして?」そのようになるのでしょうか?

  • 原因
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(1)小児外反扁平足

乳幼児の足は足底脂肪組織が厚いため扁平足のように見えますが、成長とともに脂肪が減少し、筋肉へと命令をつかさどる中枢神経の発達や筋力の増大に伴って徐々にアーチが見えるようになり、3歳から7歳くらいまでにアーチが完成します。まだこのくらいの年齢では足は未完成な状態なのです。

外反扁平足の多くは運動発達の途上で一時的にみられる症状です。
なかには病的な外反扁平足も見られます。
ダウン症候群などの前身の間接支援に関連するもののほか、運動発達遅滞や肥満に関連するものもあり、非常に様々です。

先天性の重症例で距舟関節の脱臼が見られる場合は垂直距骨と呼ばれます。
基本的に、成長の途上で一時的に見られる外反扁平足は、筋力や、未発達な運動プログラムが原因で、反張膝・X脚の合併が多く見られるものです。

反張膝とは膝の過伸展(反るほどに伸びすぎている状態)をさしますが、膝の伸展に限界があることを利用してひざを伸ばす筋力を使わずに膝伸展位を保っています。
安定して立った状態を保持する十分な筋持のない小児に多くみられる。最近では成人にも多くみられます。

(2)青年・成人の扁平足

学童期の扁平足は、ほとんどが自然に治ってしまうが、思春期以降、そのまま偏平足に移行することもある。
肥満や妊娠による体重の増加、人体や筋の弱化などでこの症状を表すこともあります。

立ち仕事の人、とくに硬い床上での長時間の立っている状態が続くと、足の筋肉の緊張が緩み、縦のアーチが崩れだします。
踵骨は外反し距骨が内側に倒れ込んで縦アーチも横アーチもなくなってしまう。重症のもので変形性関節症の状態となることもあります。

症状どのような特徴や、
どういった症状があらわれるのでしょうか?

  • 症状
  • 症状
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扁平足は足のアーチの低下により発生します。
このアーチは体にかかかる衝撃を緩和するバネのような役目を担っていますが、これらが低下し、バネの機能がなくなることで吸収しきれなくなった衝撃は足から膝、腰へと体中へと波及します。

一般的には疼痛があり、持久力や瞬発力、あるいはバランス力などの運動能力が低下し、肩、腰、膝など体全体のアライメントも崩し、腰部、大腿部、下腿部に疼痛をきたし、さらに第二、第三中足骨骨頭に負荷が多くかかるため多くかかるため、足底部に胼胝を発生させることもあります。

ただし偏平足にも症状のない、無症候性偏平足があり、個々の身体運動能力の違いやライフワークの違いがあるために生活に支障なく過ごせることもあって、形態の変化と疼痛状態が必ずしも一致しない場合が多くみられます。

内側縦アーチのドーム構造全体の低下につながるため、開張足や外反母趾、さらには足底部に胼胝を併発させることが多い。

靴での対処足のトラブルに、靴ができること、
飯島屋靴店ができるサポートは?

  • 靴の対処
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(1)幼小児では、底が柔らかくトー部は趾を自由に動かすことが出来る十分なゆとりがあるものがよい。

(2)立ち仕事が中心の女性には、ヒールの高さが3センチぐらいのものが良い。ヒールの高さが3センチぐらいのものが良い。
X線学的研究により、この程度の高さのヒールで偏平足の縦アーチを増加させる効果があることが証明されている。

(3)後足部の素材、構造がともに足をしっかり保持し、剛性の高いものが良い。中底面のシャンクの強度が弱くねじれやすいものを履くと、足が靴内で必要以上に動いてアーチ低下の原因となる。

(4)アーチサポートの挿入された荷重を分散させるものが良い。
適切な位置と高さを持ち、足の形に合ったアーチサポートがある靴が良い。